冬の北海道女一人旅2日目~帯広・阿寒湖編~

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北の国からに憧れて、冬の北海道女一人旅2日目の始まりです。

今日は6泊7日の中で一番の大移動です。
7時ごろに千歳のホテルを出発。
コンビニでおにぎりやなんやかんや買って、正午ぐらいをメドに帯広の「ハルニレの木」に向かいます。
道中、車の通りの少ない景色の良いところを見つけては撮影。
交通量が多いところは雪が汚いけど、静かなところは綺麗だな~。

ちょうど正午くらいに「ハルニレの木」到着。
行ってから分かったけど、枯れたくさむらとか?で、川は見えませんでしが、この場所はとても広い河川敷なんですね。
ハルニレハウスというのがあり、その横の駐車場に停めて、河川敷へと降りていきます。

ありましたハルニレの木。

ですがここで気付く。
確かにいい景色ではあるし、天気にも恵まれたけど…
朝焼け夕焼け、雲の感じ…とか無ければ、誰が撮っても同じような写真になるのです(笑)
雲がほとんど無い正午の青空の条件は、写真を撮るのが大好きな私にはちょっと物足りなさがありました。

ネットで見たことがあったけど、ここには2本のハルニレの木があります。
木と木の距離がとても遠いので、2本を同時に撮影しようとすると、下の写真のように片方が小さく写るので、まるで親子のようです。
どちらかというと駐車場から遠い方の木が大きくて形が良いです。

さてここから、30分ちょいの帯広の一番東の海に向かいます。
目的はジュエリーアイス。
あまり知らない人が多いですが、十勝川の氷が海に流れ出て、それが海岸に打ち上げられたものだそうです。
ジュエリーアイスは豊頃町の大津海岸でしか見られないとか。
行きたいところ全部は回れないので諦めた場所もたくさんあるけど、ジュエリーアイスは諦められませんでした。

駐車場から結構歩いて、海岸へ。
海だー!
あれ?
ジュエリーアイスが無い?
ガーン…
綺麗だけど…海はどこでも見れる(泣)

諦めきれずに十勝川河口の方向に向かってひたすら歩きました。
あ、あった?
歩いては小さいのを見つけ、歩いては小さいのを見つけ…。
砂浜の奥の方に大きい氷はたくさんあるにはあったけど、砂や雪に埋もれて、地肌が見えません(笑)
流氷とジュエリーアイスの違いは、その透明度にあるようで、あんまり見れなかったけど、綺麗だなー。
これが、自然だという事に感動を覚えます。

カナリ歩いたのでそろそろ諦めよう。
帰りは砂浜ではなく、雪の上を歩いて帰ろう。
と、砂浜から少し離れた雪の上を歩いていると、見えてきたのがコレ↓

え???ジュエリーアイスだよね?
なんでこんなところに?誰かが持ってきた?
でもこの氷、結構大きいので、一人で運ぶには重すぎるかと。
更に下にも氷が繋がっていて、ゴツいスノーブーツで蹴ってもビクともしませんでした。
しかもこの模様見てください。
氷に雪が張り付いて、ハートと動物のように見える模様になっています。
自然にここにあるものなのか、人的な移動や細工があるものなのか、真相は分かりません。

それに、周りの雪を見る限り、誰かが掘り起こそうとしたのでは?(笑)
私も蹴ってみちゃったし(汗)

さてここから今度は今日泊まる阿寒湖に、夜の「冬華火」に間に合うように向かいます。
昨日今日と天気に恵まれすぎて、まともに雪が降ってるところを見てないなぁ…
と思ってるところに、阿寒湖までの道中、結構な雪が…。
ちょうど田舎道だったのでポールや車線を示す矢印などが分かりにくい?
なぜか写真にはハッキ写ってるけど、私の目には、暗くなりかけてるし真っ白だし、あんまり何も見えない…。
中途半端な暗さだからライトも周りに反射せず…これは道なのか?と恐る恐る進むような感じでした。

阿寒湖に到着した時には全然雪は降ってないし、すでに真っ暗。
今日は8時間以上は運転したなぁ。
ホテルにチェックインしてすぐ外へ。
徒歩で歩きます。
とりあえず夜のアイヌコタンを見てみたい。

道中、アイヌコタンの区域ではないけれどお土産屋さんがたくさん並んでいました。
朝は何時からやってるか聞くと、8時からだそうなので、明日ゆっくり見よう。

アイヌコタン到着。
おお!カッコイイ!
まん延防止等重点措置の影響か、まだ18時過ぎなのにお店はほぼ閉まってました。

ですが、アーチの一番手前にある「ばんや」というお店は開いていました。
入るしかないでしょ。

実は味噌ラーメンが苦手な私。
でも北海道に来たら一度は食べてみないとね。
メニュー見ると、行者にんにく入りの味噌ラーメンがありました。
1300円…高いなぁ。
でもコロナ渦で観光客が見るからに少ないのを見ると、これくらいはいいかと思い、注文しました。

うまぁっ!
味噌ラーメンって美味しいやん?
でもこれ行者にんにくが乗ってるから美味しいのかな?
また違うところで食べてみる必要があるな。

ずっと気になってたけど店の内装が独特なので、撮影させてもらえないかなぁ…と。
お店の大将らしき人に「店内の写真撮らせてもらっていいですか?」と聞くと「いいよ!これも撮って!」と言われて、大将ご活躍の写真達も撮らせていただきました。

ここの大将、アイヌ古式舞踊というものでご活躍しているらしく、北海道以外でも公演しているようで、岡山も予定があったらしいですが、コロナ渦で中止になったとか。
とにかく気さくな大将で、花火の場所も教えてくれました。

花火会場に向かう途中に阿寒湖イルミネーション「天園の森」というのがありました。
入場は無料で、検温用の受付?を通って入ります。
小さいスペースではあるけれど、綺麗なイルミネーションが見れました。

花火会場に早く着きすぎて…
誰も居ない…。
しばらくウロウロしてると、スタッフっぽい方々が湖の上に立ち始めたので、どこから見るか教えていただきました。
そこから待ってた時間は10分かそこらだけど、じっとしてたらとにかく寒い!
体感温度マイナス15度だそうです。
お客さん3、4人くらいしか居ないんだけど…
と、思ったら始まると同時くらいに何人かやってきて、でも15人も居なかったんじゃ…。
こんな状況が世界中起こってるんだろうなぁ…。
でもこの状況で毎日花火上げてるんだから凄いですよね。

私も直前に会場行けばよかった…もう凍え切った中、冬華火スタート。
三脚も無いし、腕も無いし、ひたすら連射で撮影するのみ。
肉眼ではほとんど見てないという(笑)

震えながらホテルに帰りました。
今日はるるぶトラベルで予約した「ホテル山水荘」というところに泊まります。
素泊まりで、クーポンを使って4560円、駐車場無料でした。
阿寒湖は、ほぼ観光のための場所みたいなもんで、こういう場所は宿が高いのですね。
私の必須条件の「風呂トイレ付」で一番安いところがここでした。

エアコンは無いけれど石油ファンヒーターがあり、窓の下に何かあるのは、これも暖房の何かなのでしょうか?
とにかく凍えてなかなか体の震えが止まらないので火傷しそうなくらい近付いて、離れられませんでした(笑)
震えが止まってからは、もうぬくぬくです。
夜中に汗かいたくらいです(笑)
古い宿だけど、清潔感は充分で、快適でした。

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