冬の北海道女一人旅6日目~富良野・小樽編~

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北海道女一人旅6日目、富良野の天気予報は曇りのはずだったけど、ほぼほぼ晴れでした!
富良野は、とにかく田んぼ?畑?が、ずっと続いていて、遠くまで見渡せる雪景色がとにかく美しい。

西を見渡せば遠くに綺麗な山々。
グーグルマップで見ると、芦別岳、夕張岳辺り?
望遠で撮影しましたが、実際もっと横に山々が広がっています。

見惚れてしまいます。
思ったより真っ白ではなかったですが、大雪の後とかだったらもっと真っ白なのでしょうか?

そして東を見渡せばまた違う山々。
グーグルで調べるに…富良野岳、前富良野岳だと思われます。
山って見る方向によって全然姿が違うし、他の山々と重なって訳が分からなくて難しいですね…。

予定ではすぐ小樽に向かうつもりだったのですが、あまりにも富良野が美しいので、「北の国から」の舞台である「麓郷」に行ってみることに。

私が北海道に憧れたきっかけは「北の国から」。
なのに今回麓郷を予定に入れてなかったのは、「五郎の石の家」は冬はスノーシューでしか行けないから、諦めたのでした。
でも急に猛烈に衝動が…
ということで、麓郷へ向かいます。

途中、山?森?を抜けるとこんな景色が広がる。
なだらかな丘がたくさんでとても気持ちいいです。

「拾ってきた家ーやがて町」にやって来ました。
素敵すぎる…。
天気もいいし、木が多くて鳥の鳴き声も聞こえるし、幸せ過ぎる…。

↓これが「雪子さんのアトリエと住居」。
やがて町の中では一番大きな家で、真ん中にドーンとあります。

知らなかったけど、この敷地内に「五郎さんの4番目の家」があったんですね。
↓ここに五郎さんが居たんだ…感動です。

もちろん五郎さんが書いたのではないだろうけど、玄関前の黒板に書置きが。
本当に夜に戻ってくるといいなぁ。

中は生活感溢れる感じ。
ぶら下げた軍手とか、妙にリアルで、五郎さんがまるで今でもここで生活していて、帰ってくるのを待つ娘のような気分になりました。

↓そしてこれが、中畑のおじさんが泣きながら建てた「正彦とすみえの家」。
中畑のおじさんの役を演じた地井武男さんにも通ずる秘話があり、もう思い返しただけでも切ないです。

↓こちらが「純と唯の家」
バスが突っ込んでいます。
ホント発想が素晴らしい。

↓こんな感じで静かな場所にあり、周りには木がたくさんあり、全体的に雰囲気が最高です。
地面や屋根に積もった雪たちが可愛くて愛おしいです。

喫煙所まで観覧車のゴンドラという、徹底ぶり。
雪が好きな私は冬に来て良かったと思っていますが、雪のないやがて町も見てみたい。
またいつか必ず来ます。

外へ出ると「北の国から 2002遺言」で五郎さんが書いた遺言の石碑?が。
写真を撮って石碑を眺めてたら、感極まって涙が出てきて自分でビックリしました。
まさか泣くとは(笑)
私本当に「北の国から」が大好きなんだなぁ。

五郎さんも田中邦衛さんも、もう居ない…。
でもこの遺言の通り、日本中のたくさんの色んな人に、たくさんのものが遺されているという事実に感動を覚えます。

やがて町を後にし、行けないとは分かっていながら、「五郎の石の家」をグーグルナビに設定して行ってみましたが、もう5、600m手前から道がありませんでした。
スノーシューで歩くには結構な距離があるけど、どこから出発するのだろう…

先ほどの富良野岳達が、麓郷辺りからはとても大きく見えます。
上の方は終始雲がかかっていて、全貌を見ることが出来なかったのが残念です。

満足したところで小樽に出発。
走り出して10分15分くらいで怪しい雰囲気に。
大雪です。
何もかもが真っ白で、コントラストが無く、横の雪壁もほとんど見えない。
めちゃくちゃ恐ろしかったです。
でも恐らくホントの大雪はこんなものではないと思われます。

抜けたら嘘みたいな晴れ(笑)
後で計算すると30分くらい大雪の中運転したっぽいですが、1時間以上は運転してたんじゃないかと思うくらい、長く恐ろしい時間でした。

小樽に到着。
ホテルにチェックインして徒歩でご飯屋さん探しに。
ウロウロしてると辿り着いたのがここ。
妙に仰々しい外観で、何だろう…と近寄ってみると、中に昔の小さな街があるような場所でした。
「出抜小路」という場所です。

中を探索しました。
2階もあって、通路にテーブルと椅子があったり、ちょっとした展望台があったり、建物内に休憩所があったり、
めちゃくちゃ狭い場所だけど結構楽しい探索でした(笑)

…にしても、やはりコロナ渦で店が全然開いていません。
この日営業してたのは1店舗のみ。
ラーメン屋の「麵屋うんが」さん。
もう一度味噌ラーメンを食べときたかったのでGOODです。

このお店、色んな面でキチンとしてます。
お客さんが帰ったら席をアルコール消毒、お客さんが食べ終わってマスクをするまで大将(?)は話かけない。
熱々のお湯の入った鍋からラーメンの器を取り出して盛りつける。
こだわりだなぁと感心しました。

そして味噌ラーメンめちゃくちゃうまい!
味噌ラーメンが苦手な私、阿寒湖の味噌ラーメンはたまたま大丈夫だったのかな?と思っていたけど、どうやら北海道の味噌ラーメンは本当に美味しい!

食べ終わったら大将(?)が話しかけてくれました。
コロナの影響で、撤退した店がたくさんで、この時点では4店舗しか営業していないそうです。
それも毎日ではないらしく、交代で何曜日とか決めて営業してるっぽいです。
麵屋うんがさん、どうか乗り切ってください!

小樽に来た目的は小樽運河。
素晴らしい眺めです。
本当だったらもっと綺麗だったはずなんです。
実は3、4カ月前に「小樽雪あかりの路」の日程に合わせてこの北海道旅行の日にちを決めて色々予約したんです。
ところが、コロナの影響で?日程が変更になってしまいました。

しかし正直に言うと、小樽運河、写真を撮るにはあっちの橋から撮るか、こっちの橋から撮るか…ぐらいしかバリエーションが無いのです。
なぜなら、川沿いの歩道は雪壁で川が見えない。
途中にベンチがあったので、お行儀悪く、登って撮ったりもしたのですが、建物は写っても川は写りませんでした。
撮影が目的なので少し物足りなさを感じました。
…が、とても綺麗です!

少し街並みを拝見しながら散歩していると、歩道の雪壁に人型発見!
境町本通のちょっとした広場には、わざとつけたような不自然な人型がいくつかありましたが、ここ狭い道路の普通の歩道。
しかもどう見ても不意によろけてついたような自然な跡(笑)
荷物のような跡も見えますし、想像力を掻き立てます(笑)

本日のホテルはホテルの公式ホームページから予約した「ビジネスホテル大幸」。
小樽のホテルはまぁまぁ高いです。
小樽運河まで歩いて行けるホテルで、私の最低条件の「風呂トイレ付」で、一番安かったのがここでした。
それでも素泊まり5200円+駐車場500円=5700円はしましたね。

正直、このホテル、6泊の中で一番良くなかったです。
壁は薄いし、清潔感もちょっと…という感じでした。
まぁ、個室で風呂トイレがあって、暖かく寝れたので問題なし(笑)

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