冬の北海道女一人旅7日目、最終日です。
最終日の小樽は終始曇りだったので、全くいい写真が撮れませんでした。
とりあえずホテルをチェックアウトし、すぐ近くの駐車場に停め、この旅で買い物として楽しみにしていた小樽堺町通りを歩きます。
残念なことに、半分以上の店が営業していませんでした。
やはりコロナの影響が…。
小樽堺町通りには「小樽市指定歴史的建造物」に指定された建物がいくつかあります。
単に古いだけではなく、色々な基準の中、選ばれた建物達のようですが、古いものは明治に建てられたもののようです。
ショッピングにそれほど興味の無い私がなぜこの小樽堺町通りを楽しみにしていたかというと、この通りには私の好きな、ガラス細工やオルゴールなどのお店が並んでいるから。
そんなに買うお金は無いけれど、目で見て楽しむつもりで居ました。
なので、あまり店が開いてないので少し残念…。
開いている限られたお店を周って、それなりに楽しみました。
「小樽市指定歴史的建造物」の建物には、店の表に説明の看板があったり、重みのあるかっこいい標章のようなものが表示されています。
レトロな感じがとても雰囲気がいいですね。
…ですが、曇りだったし、道路の雪が下の画像のように汚い色だったり、写真を撮るには向いてない日でした(汗)
そもそも開いてないお店の前は除雪されていない所も多く、人も少ないしなんだか淋しい感じでしたね…。
いくつかの店の前には雪だるまがありました。
可愛い(笑)
しかし北海道の雪は雪だるまを作るのに向いていないのは多くの方がご存知かと思いますが、私も小さな雪だるまくらいは作ってみたいと思って、雪を握ってみたのですが、やはりギュっと固まってくれない(笑)
この雪だるまたちは一体どうやって作ったのでしょうか?
↓変な看板を見つけました。
「お父さん預かります」
え?(笑)
店も開いてなかったのでただただ謎な看板でしたが、想像ではここではお酒が飲めて、家族が買い物してる間にお父さんは飲むのかなと思っていました。
後で調べると、半分正解でした(笑)
このお店は昆布屋「利尻屋みのや」というお店で、無料の昆布茶を提供するから、家族が買い物してる間、休憩所でお父さんを預かりますよという事らしいです。
なんでも夫婦喧嘩を防ぐためなんだとか(笑)
優しいお店ですね。
さて、北海道最終日なのですが、私は海鮮を一度も食べていません。
一度くらいは…と思っても、お店が開いてなかったりと、機会を逃してしまいました。
小樽堺町通りには、飲食店もたくさんあり、海鮮丼のお店がたくさんあります。
自由に具を選んでどうのこうの…というお店もいくつかあったのですが、勝手がわからなくて、女一人では入る勇気がありませんでした(汗)
ウロウロして、入りやすそうなお店に入ってみました。
「おたる蝦夷屋」
ウニが苦手な私ですが、味噌ラーメンと同じく、北海道で食べると違うのでは?と思い、ウニの入った丼を注文しようとしたのですが、ウニは無いと言われました(笑)
苦手なので気にもしたことなかったですが、時期じゃないのですね。
ということで、数量限定の「特別丼」税込み1100円を頼みました。
安すぎですね。
安いので立派なものではないのだろうけど、当たり前だけど岡山の近所の600円の海鮮丼とは違いました(笑)
美味しかったです。
小樽堺町通りを歩いて歩いて、大き目な交差点に出ると、ひときわ目立つ建物が。
「ルタオ本店」というスイーツのお店のようです。
この交差点は「メルヘン交差点」というらしく、ちょっとした広場のような感じになっていました。
写真を取り損ねてしまったのですが、広場の雪壁にはたくさんの人型が(笑)
私もひとりじゃなかったら、雪に人型つけたかった(笑)
色々お店を見て回ったのですが、結局買ったのはオルゴール2つだけでした。
実は荷物がパンパン…。
まだまだ空港でお土産買わないといけないし(泣)
さっき海鮮丼食べたばっかりだけど、なんだか物足りない。
さっきから気になっていた「ザンギ」というものは何だろうか?
屋台のような小さなお店で働いているお姉さんに聞いてみました。
「ザンギって何ですか?」「唐揚げみたいな感じですよ~」
500円か~買ってみようかな。
揚げてる間にお姉さんとお話しました。
岡山から一人で来たと言うと「凄い日に来られましたね~」と。
「いや、来たのは6日前で、今日帰るんですけど、凄い日って何ですか?」
「え?知らないんですか?今大雪の影響で大変なことになってるんですよ。道路とか空港とか…」
どうやら昨日が凄かったらしく、空港とかも大変だったらしい。
新千歳空港から帰る事を伝えると「大丈夫ですか?噂では朝の時点では除雪が間に合ってなくて、あっちからこっちに来るのに5時間かかったって言ってましたけど…」
飛行機は18:30。現在12:00。
もし5時間かかったとして、レンタカー返したり送迎してもらったりしたら、お土産買うどころか飛行機すら間に合わないんじゃ…
慌てて出発しましたが、何事も無く15:00頃にはレンタカー屋に到着(笑)
着くのが早過ぎて時間潰すの大変だったけど、おかげでゆっくりお土産選べました。
ザンギは普通に美味しかったし、量が半端なくてチョット胸焼け(笑)
行きは飛行機から昼間の美しい景色を見れましたが、帰りは夜の地上の美しい灯り。
真っ暗な中、ずっと、灯りを探して窓の外を見続けました。
神戸空港に到着するためにもうそろそろ下降するよ~とのアナウンスが流れてしばらくすると、とても綺麗な夜景が。
めちゃくちゃ広範囲なのでこれは大阪なのでしょうか?
窓越しだし、揺れてるし、ブレまくる写真をただひたすら撮り続けて、一番マシに撮れたのがこの1枚。
もう飛行機楽しすぎる。
家に帰るにはここからが問題。
夜だし、予定では神戸でネカフェにでも泊まろうかと思っていたのですが、北海道出た瞬間、なんだかすぐに家に帰りたい。
普通列車で岡山に帰るには時間的に電車が無い。
神戸の厄介なのが、新幹線のある新神戸駅に普通列車が無いということ。
バスで行くか、あれやこれやを乗り継ぐ?なんかよく分からない、めんどくさい。
とりあえず普通列車で姫路までは行けそうだから、ポートライナーで三ノ宮駅に行き、快速に乗り込んでみた。
移動中に調べて、無理そうなら姫路に泊まろう。
調べてみると、姫路から新幹線に乗れば、今日中に帰れる!
自宅に到着したのは0時前の夜中(笑)
自分用に買ったお土産達を眺める。
阿寒湖で買ったブレスレットとシマエナガキーホルダー。
(結局シマエナガには出会えなかった 泣)
摩周湖で買ったアイヌ玉ネックレス。
小樽で買った「北の国から」のオルゴール。
はぁ~幸せだったぁ。
初めての北海道、初めてのまともな女一人旅。
旅の中で気付いたことがたくさんありました。
まず、薄々気付いては居たけど、私はどうやらゴミゴミした場所が好きではない。
薄々気付いてたので札幌は避けたけど、小樽も私には向かなかったかなぁ。
小樽運河や出抜小路など、夜はちょっと楽しかったけど。
とりあえず夏の北海道に行きたい!
そして富良野には冬も夏もまた絶対行きたい!
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