冬の北海道女一人旅5日目~美瑛・富良野編~

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北海道女一人旅5日目、目的地は北の国からで憧れた地、富良野ですが、北見のホテルからまず「三国峠」に向かいます。
三国峠に向かう途中、キタキツネ発見!
実は3日目にもキタキツネを目撃したのですが、普通に運転中だったので「あ!あ~……」と、通り過ぎてしまいました。
今回は対向車なし、後ろに車なし、しかもずっと他の車見かけてないし、あんまり車が通らない道路のようなので、車を停止して窓を開けます。
とっさに「る~るるる」と言ってしまいました(笑)

車から降りれば逃げてしまうのは分かりきってる事。
運転席から助手席の窓の外に向けて望遠で撮影。

横向かれると犬っぽい写真しか撮れない(汗)
少し粘ります。
やっとキツネっぽい写真が撮れました。

もっと撮りたかったのはやまやまですが、実はこのキタキツネ、横断したいキタキツネだったんです。
私が通り過ぎるのを待っていたんですね。
でも私がジワジワと進めては停めて撮影をするもんだから、なかなか道路を渡れず、私がとても迷惑をかけているのです。
なので後ろ髪をひかれながらもサヨナラしました。
アリガトウ、ゴメンナサイ、サヨナラ。

三国峠に行ってはみたものの、結構な雪が降っていて、真っ白。
松見大橋が、全く見えない。
本当にこの場所で合ってるのだろうかというほど、うっすらさえ見えず、写真1枚も撮らずに去りました(汗)

そして美瑛に突入。
美瑛に入った途端、なんだか景色が急に変わりました。
ふわふわな丸みのある大量の雪、雪、雪!
視野の広い景色。
家に積もった雪さえも可愛く思えるような、なんだか今日までに見ていない雪の質です。

まずは「就実の丘」というところを目指してグーグルナビで進んでいたのですが、車一台しか通れないヤバい道に案内され、しかも途中から除雪されてない道で通れなかったという…。

しかも雪がふわっふわで、タイヤが埋もれるんじゃないかという恐怖でした(汗)
とりあえず行き止まりの道に停車して、雪景色を撮影。
雪に憧れのある私には夢のような景色です。

ここであることに夢中になり、その間にメチャメチャ近い距離を飛行機が通り過ぎていきました。
シャッターチャンスを逃してしまいました…。
もし撮れてたらめちゃくちゃイイ写真だっただろうな…。

あることというのは…
ずっと気になってたタイヤハウスの氷です。
2日目くらいまで知らずに走っていたのですが、タイヤ周りや車体の下に、跳ね上げた雪や水が凍りついて、走ってる間にどんどんどんどん成長していきます。
こまめに取らなければならないらしいのですが、そんなことも知らないし、気付いた時には簡単には取れない大きさに成長していました。

特に左前のタイヤハウスの氷が地面すれすれまで成長していて、たまに地面をガリガリと擦っていました。
このままではヤバイ…。
ちょうど、車がほぼ通らない道の端だし、レンタカーの後ろにゴツめのレンチがあったので、ガツガツ叩いて氷を取りました。
氷を割ること自体も大変でしたが、カナリ大きく成長していたので、割れた氷をタイヤハウスから取り出すのにも苦労しました。

叩いて飛び散った小さな汚い氷に服などを汚されたし、綺麗な雪景色を汚してしまいました。
↓見てください、この氷、タイヤ1か所分だけでこの量です。

このままでは日が暮れてしまう。
残りは今日泊まるホテルに何か道具を借りよう。

富良野に向かいながら、美瑛の景色がいい場所を巡ります。
「セブンスターの木」
…え。
駐車場から降りてすぐ、セブンスターの木があるのですが、写真で見たのと違う。
十字路の一角に生えてるんです。
どこから撮ればあの景色になるんだろう?

とりあえず歩いてみることにしました。
今日は曇りの予報だったのに、結構青空があります。
セブンスターの木の撮り方は分からなかったけど、歩いた景色がとても綺麗だったので満足して次の場所に行きます。

「北西の丘ピラミッド展望台」
「北西の丘展望公園」という場所があり、そこにピラミッド型の展望台があります。

北西の丘に着くなり、観光協会のおじさん?が近付いてきて、「今はピラミッドの上には登れません。あそこからあっちは行けません」など、教えてくれました。
そしておじさんは「ピラミッドに積もった雪が落ちてくる可能性があるから気を付けてください」と言います。
怖っ。「落ちてきたらどうなるんですか?」と聞きました。
おじさん「落ちてきたら……(上見て考える)……頭に当たりますね」
大笑いしてしまいました(笑)
おじさん「凍った雪じゃないから怪我はしないと思います」
それが聞きたかった(笑)
天然なおじさんに出会えて、楽しい思い出になりました(笑)

そしておじさんが「あっちの方にウサギの足跡がありますよ」と教えてくれたので、撮りました。
へ~~~、これがウサギの足跡なんだ。
北海道に来てから動物の足跡らしきものはたくさん見ましたが、どれが何の足跡なんて分かりませんもんね。

お次は「クリスマスツリーの木」
広い真っ白な雪景色の中、この木だけがポツンとあるのですが、これも「ハルニレの木」と同じく、よほど綺麗な空模様にでもならなければ、誰が撮っても同じような写真です(笑)
曇ってたし…。
でも見れて良かった!

さて、今日の本番は夜です!
夜に備えて先にチェックイン。
そしてホテルのオーナーに教えてもらった「ネパールダイニング」というカレー屋さんで腹ごしらえ。
色々探したかったのですが、まん延防止等重点措置の影響でどの地域も閉まってる店が多いのは充分実感しているので、時間を無駄にしないように、即決定です。

実はインドカレー?ネパールカレー?食べたことがないのです。
店員さんに「初めてならチキンカレーが食べやすい」とオススメされたのでチキンカレー900円にしました。
ライスとナン選べるので、ナンにしました。
ナン、メチャメチャ大きい!
そしてチキンカレーとナン、思い出してもヨダレが出そうなくらい美味しかったです。
結構な量のチキンが入ってました。

お腹もいっぱいになって、今日の一番の楽しみのニングルテラスに向かいます。
ニングルテラスは新富良野プリンスホテルの敷地内にあるエリアで、15軒くらいのログハウスで出来た店舗(手工芸品のお土産屋さん?)が並んでる場所です。
私の憧れる「北の国から」で、雪子おばさんが働いている設定で、登場しています。
ニングルテラスの雪景色のライトアップが見たくて楽しみでした。

スキー場のナイターの明かりが綺麗だなぁと思いながら運転して30分弱で到着。
ニングルテラスのエリアに入った途端に幸せに包まれました。

優しい雰囲気のログハウス達、憧れの雪、柔らかい光。
今回の北海道旅行で、楽しかった、綺麗だった、凄かった、色々感想はあったけど、「幸せ感じる場所は?」となると断然このニングルテラスです。
コロナの影響なのか、元々そうなのか分からないけど、お店自体は閉まっていました。
だからこそゆっくり出来たのもあるけど、そんなに広くないエリアをゆっくりゆっくり何周したか。

屋根からツララがぶら下がっていたり、店の前に小さな雪だるまが飾られていたり、なんか夢の中に居るようでした。

凍えながら40分くらい居座ったけど、まだ居たいくらい。
でももうひとつ行きたい所があるのでこの辺で撤退。

この時19時10分。
行きたい場所は「白ひげの滝」で、ライトアップは21時まで。
ニングルテラスから白ひげの滝はグーグルナビでは1時間ほどの予定。
ただ、少し距離があるし雪の山道でどれだけ時間がかかるか分からない。
車降りてどれくらいで滝に着くのかも分からない。
結構ギリギリになる可能性もあるかなぁと少し焦り気味で行きました。

到着したのは20時20分。
「白金温泉観光組合」というところの駐車場に停められます。
駐車場から滝までは5分かからないくらいかな?

白ひげの滝ライトアップ、想像と違いました(笑)
カメラの設定を使いこなせれば綺麗に撮れるのだろうけど、まぁ実際に目に映る感じもこんな感じでした。
白いライトが照らされてるだけでした(笑)
白ひげの滝は、昼間に行くのが良いと思います!

青い池も行きたかったけど、冬は全面氷結で、ライトアップはあるけど、候補から消しました。
冬じゃない季節に是非行ってみたいです。

今日の宿は電話で予約した「hotel hanafuji in(ホテルハナフジイン)」素泊まり6006円。
富良野の宿は意外と高く、私の最低限の条件「風呂トイレ付」の部屋で、一番安い宿がこちらでした。
湯舟なしのシャワールームですが、充分です。
ホテルというよりはペンションのような感じで、とても綺麗で広くて、暖房、加湿器、しっかりしています。
雲で隠れなければ部屋の窓から富良野岳辺りが綺麗に見えると思います。

それよりなにより、オーナーさんが最高です。
先ほど書いたタイヤハウスの氷、道具を貸してと頼んだら、オーナーさん「取っておきますよ」と。
コロナ渦で暇なのもあったと思うけど、親切すぎです!

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